IT起業した凡人経営者の備忘録

地方のFラン私大を卒業後、スピーディに変化する業界に振り回されながら細々と会社経営してます。

映画『リンダリンダリンダ』を観ました

安藤悟です。弊社(株式会社エストリンクス)は8月17日まで休みですが、世間がお盆休みでないのでちょっと後悔しています。昨日、映画『リンダリンダリンダ』(ビターズ・エンド、2005年)を観ました。のぞみ役の関根嬢(Base Ball Bear関根史織)が可愛かったです。甘酸っぱい気持ちになったので記録しようと思います(ちなみに、アウトレイジ・ビヨンドも借りたのですが、こちらは甘酸っぱい気持ちにはなりませんでした)。

 

 

韓国人留学生をボーカルに迎えて女子高生がロックバンドを結成

まずは、『リンダリンダリンダ』のあらすじを書いてみます。文化祭直前に5ピースのガールズバンドがケンカ別れし、残ったメンバー3人が通りがかりの韓国人留学生のソン(ペ・ドゥナ)をボーカルに迎え、THE BLUE HEARTSをカバーするという話です。いささか乱暴すぎるかもしれませんが、大体こんなところでしょうか。

 

私が映画通なら、カメラワークやら脚本、元ネタなどを探して、深みのあるレビューや考察ができるかもしれません。しかし、基本的に私は映画音痴で見どころを語れるほど詳しくないので、感動を記録するために“グッとくるシーン”を書いておきます。ちょっとだけネタバレもしますがご了承ください。

 

文化祭直前の夜に一人でステージに立って歌うソンがかわいい

一番グッとくるシーンは、ソンが一人で文化祭のステージに立って歌うシーンです。

 

彼女たちのバンドは他のメンバーとケンカ別れしたこともあって日中は練習しづらく、夜に集まっています。そんなわけでソンは夜に学校にいるわけですが、一人で文化祭のステージに立って、少し悪口(「のぞみの手料理は味付けが濃い」とか)を交えつつもメンバー紹介と歌を練習する……そういうシーンです。

 

何がいいかというと、ソンはバンドに参加するまで学校に友達がいなかったのに、悪口を絡めつつメンバー紹介ができている点です。悪口と書きましたが、ソンはメンバーのことをよく知らないから、バンド結成から数日間の事実を話すしかないのかもしれません。本人の性格的にも、「ただ、知っていることを話した」というだけだと思います。でも、「バンドを通じてこれだけ仲が良くなった」と表現するには一番いいエピソードだったわけです。と、勝手に思っています。

 

文化祭当日、メンバー全員がリハーサルスタジオで力尽きて寝てしまい、ライブにもかかわらず寝坊してしまいます。出演時間が短くなってしまったこともあってライブの持ち時間も少なくなってしまい、ソンは練習通りにメンバー紹介ができませんでした。そういうことも含めて、夜中に一人で練習し、メンバー紹介をしていたシーンがよかったんだと思います。

 

ガールズバンドなのにTHE BLUE HEARTSをやるのがいい

グッとくるポイントをもうひとつ。

 

映画のタイトルにもなっているのであまりにもベタですが、ガールズバンドがTHE BLUE HEARTSをカバーするのがいいです。おそらく、作中では「練習する時間がない」「ボーカルが下手でも大丈夫」という理由での選曲だったと思いますが、たぶん、現実でもそういう理由でカバーする人は多いと思います。

 

初期衝動を表すのにこれほどよいバンドは、THE BLUE HEARTSの他にいないと思います。いまだにバンド始めたての高校生や大学生がカバーをしているのをライブハウスで見ると、心がもやもやします。まぁ、バンドマンであるにもかかわらず私自身は思い入れもなく、有名曲くらいしか知らないのですが。

 

でも、なんで思い入れもないTHE BLUE HERATSにグッとくるんでしょうか。もう少し考えてみます。

 

高校生の初期衝動はやっぱりパンク

作中でも「やるまでの過程が楽しい」とのぞみが話しているように、文化祭のライブって練習中や準備期間が一番ドキドキ、ワクワクするものだと思います。本当はオリジナルの曲を演奏しようとしていたガールズバンドが紆余曲折を経て、なぜか、韓国人留学生といっしょにTHE BLUE HEARTSをやる。お客さんである高校生も盛り上がっているシーンを観ると、演奏の出来不出来はどうでもよくて、青春をしているという構図がすごく美しいです。

 

多分、私が高校生だった頃、バンドを組んでいた高校生たちはアウトサイダーとかサナッシュで、こういう経験をしていたのだと思います。THE BLUE HEARTSでもGOING STEADYでもよいのですが、演奏しやすいパンクってそういうよさがあるのかもしれません。

 

当時、KEMURISNAIL RAMPなどのメロコアスカパンクは好きだったにも関わらず、絶対にHi-STANDARDTHE BLUE HEARTSGOING STEADYを聴かないという、私自身の残念さにちょっと後悔が残ります(SEX PISTOLSTHE RAMONESは好きでした)。

 

ちなみに、私はNIRVANAmy bloody valentineをカバーする残念な高校生でした。

 

映画『リンダリンダリンダ』と同時に借りたCD、SNAIL RAMP『FRESH BRASH OLD MAN』は名盤だと思います。

 

さて、映画の話からだいぶ逸れてしまいました。結局、ペ・ドゥナちゃんがかわいいという点に落ち着きますので、今度はmitecoのライターをしてくれているあおいちゃんが、「残念だった」と言っていた『空気人形』を観ようと思います。